「生きがい」とは何か?

「生きがい」という言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
仕事、家族、趣味、社会貢献…人それぞれ違うかもしれません。

当社の経営理念は「はたらくことを通じて生きがいを実感できる社会を創る」です。

ここでいう「はたらくこと」は、単に会社での労働を指すのではなく、家事や育児、地域活動、ボランティアなど、誰かのために行うすべての営みを含んでいるつもりです。

では、「生きがい」とは一体何なのでしょう?
今回は、「生きがい」という抽象的な概念について考えてみたいと思います。

生きがいは、日本独特の言葉ですが、海外でも「IKIGAI」として英訳されて注目されているそうです。
一般的には、「人生の中でやりがいを感じるもの」「生きる喜びを与えてくれるもの」とされています。

心理学者の研究では、「生きがい」は ①自己実現 ②社会とのつながり ③貢献感 などが関係すると言われおり、たとえば、こんな時に人は生きがいを感じやすいのではないでしょうか?

✅ 「誰かの役に立っている」と実感できたとき
✅ 「やりたいこと」があり、それに向かって努力しているとき
✅ 「仲間」と一緒に目標に向かって進んでいるとき

つまり、自分が大切にしたいことを見つけ、それを活かしながら誰かとつながることが、生きがいにつながるのです。
また、その前提として、自立した経済状態であることも重要です。
日々の資金繰りに追われている状況のなかで、前向きに物事を考えることは難しいことでしょう。

はたらくことは、多くの人にとって人生の大半を占める活動です。
だからこそ、はたらくことが充実すれば、人生そのものも豊かになると私は考えています。
しかし現実には、仕事にやりがいを感じられない、毎日がただ忙しいだけ…という悩みを抱えている方も多いと思います。

そんなとき、「自分は何のために働いているのか?」「どんな未来を目指したいのか?」を見つめ直すことが大切です。

経営者にとっても、従業員にとっても、はたらくことが単なる「義務」ではなく、「生きがいを感じられる時間」になるような環境をつくることが、これからの企業経営には求められていくのではないでしょうか。そして、自分自身もはたらくことを通じてそのような環境づくりの支援をしていきたい、と思っています。

瀬戸内経営パートナーズでは、企業経営を通じて、経営者や従業員のみなさんが「生きがいを感じながらはたらける環境づくり」をお手伝いしていきます。さらに少し砕けた感じでいえば、かの織田裕二さんの名言「地球に生まれてよかった~」を一人でも多くの人が実感できる社会づくりのお手伝いをしてきます。

少し壮大な話になってしまいましたので・・次回は、当社が具体的にどんな手段で支援をしていくのか、という点についてお伝えできればと思います!